バイオハザード7そして8

一気にプレイしてみた。厳密には7本編を2周してから8を1周と。7の感想は今更だけど、面白かった。というか、怖すぎ。怖さは歴代ぶっちぎりで1位でしょ。ただ、初代はプレステの起動音すら怖くなったけど、今回そこは大丈夫だった(笑)

7のボリュームは周回前提のバイオにおいて丁度よく、戦闘もボス戦が主なのも個人的には良かった。武器を無尽蔵にぶっぱしたい人には物足りないだろうけど、自分は怖さ重視の今作がハマった。まぁ、その怖さも中盤以降はクリーチャー化して薄れてしまったが。前半パートは文句なく怖かった。シャイニング等の往年のホラー映画が好きな人には刺さると思う。何度も言うけど、前半は抜群の出来だと思う。

一方ナンバリング8となるヴィレッジだけど、こっちはホラーも謎解きも控えめなシューターゲームで、7とは全く違うゲーム性になっている。賛否あると思うけど、ナンバリングタイトルで同一主人公の場合、最新タイトルでも貧相な武器で弾薬ケチりながら進めるのは結構ストレスだ。だから、前作でいっぱいガマンしたイーサンがぶっぱできるゲーム性は、個人的にはアリかなと思う。といってホラー要素がないかと言うと、あるステージでは武器を全没収されるので、そこは怖かった。バイオでこんなに明確にステージ性になったのって初なのでは？面白い試みで、今後もホラーとアクションの折衷ということで採用されそうな構成だったね。

ストーリー的には、個人的には7で完結でも良かったし、詳細は伏せるけどヴィレッジ終盤の展開も「いや、ほなゲームオーバー自体あり得なくないか？」と思った。あと、エンディングの展開も少し心配。年数経過はこれまでの主要キャラをガッカリさせることも多いから、そこのしっかりした舵取りを期待したい。まぁ、もうバイオって風呂敷広げて続く続くと来ているから、完結させる気はないのかな？とも思うけど。このエンディングを観た後だと次回作はサイキックアクションになるのでは？そんな予感もする。でも、それはもうバイオでなくて良さそうだけど。