ゲームについて思うこと

ゲーム

唐突な話だけど、自分は「神ゲー」という表現が好きじゃない。対極であるクソゲーより嫌いかもしれない。クソゲーと言われるゲームは忖度無しにそのゲームを評することが出来る分まだ健全であって、神ゲーと言われるゲームは悪評を許さない絶対的なものとされる不健全さを感じるからだ。

確かに神ゲーと言われるゲームの多くは、「本当によくできたゲーム」だと思う。だけど、誰しもにハマるゲームかというとそんなはずはないし、そもそもそんなゲームは無い。ジャンルの好みが合致していたとしてもあり得ない。

具体的なタイトルは伏せるけど、自分の場合だと、操作性にクセのない、キレイに整いすぎたゲームは最初こそ制作者の丁寧な仕事に感心、感動するけど、少しプレイすると何故か飽きてしまう。少し粗のあるゲームの方が夢中になって長時間プレイしたりする。美人は

自分の好きなゲームを神ゲーと言いたくなる気持ちはわかるけど、あくまで個人の嗜好の話だし、「これをやれ」みたいなのは大きなお世話だ。例え操作性が悪くても、グラフィックがキレイでなくても、面白い作品はいくらでもある。

例えばロングセラーのバイオハザード。ナンバリングを重ねるごとに、仕様も変わってきているが、自分はシリーズ当初の難しい操作仕様も好きだったりする。ホラーゲームのコンセプトと合致しているからだ。そういうゲームのコンセプトに沿った仕様、表現のゲームにとても好感を持てるし、その「表現の自由性」こそゲームならではの特性だと思う。簡単に優劣つけられる様なものじゃない。

今は本当に良いゲーム、面白いゲームが沢山あるから、いろんな人に特定のものに限らずいろんなゲームに触れて欲しいし、隠れた名作、良作をいろんな人に紹介して欲しいなと思う。例え自分の好みでなくても、そういう人の熱のこもった紹介は楽しく読み聞きできるし、したいなと思う。

コメント