FF16体験版プレイ感想

まず、製品版に引き継ぎ可能な物語の導入部分となる体験版は、本編を期待するに十分な出来だった。オフ専のFFのナンバリングで久々に期待できるのではないではないかな?

【設定まわり】難易度選択含めて細かい設定が可能で、最近のゲームによくある手厚さ。悪く言えば八方美人で複雑化している印象。音の視覚化はとても面白い試みだけど、正直何のためにあるのかよくわからない。それなら、振動表現に全振りしてほしかったなぁ。扉開けるために無駄にハプティックフィードバック使うだけじゃなくて。それと、グラフィック重視とパフォーマンス重視の違いがあまり感じられなかったのが残念。というか、パフォーマンス重視でもカクつくのは如何なものか。

【ビジュアル】世界観は中世ファンタジーで、松野信者の自分にはジャストフィットしている。今更グラフィックに驚くことはほとんどなくなったけど、背景や幻獣表現などはさすがのクオリティ。ただ、キャラクターのグラフィックは少し控えめかな。世界観、ビジュアルは非常に好み。当時期待していたFF12のあり方を、松野節を、まさか16で体現してくれるとは。それだけで救われる!

情報量を最低限に抑えてあり好印象
一瞬7リメイクを思い出したけど、あそこまで露骨な制限移動はなかった
赤毛のタイラーさん、モヒカンだったら満点でした
メニュー画面。右下のドットキャラ表示が懐古おじさんに刺さる

【音楽】非常に良い。ゲーム、物語の盛り上がりを支え、非常にマッチしている。個人的には昔からFFはグラフィック以上に音楽が秀逸と思っている。音楽だけでもFF16の本気度が垣間見えた。ポップな音楽ではなく、重厚感があり世界観にマッチしている。

FFの曲としてどこか懐かしさも感じられた

【バトル】アクションバトルについてはまだ評価出来ない。基本的に100点満点中20点取れたら合格という調整だと、余程アクションが面白いか100点のご褒美が魅力的でないとやる気がおきないからだ。今の印象だと、7リメイクのハードモードが無い感じ。生粋のアクションゲームとは違い、簡単操作でド派手なアクション。エルデンリングやダクソのようなアクションではなく、無双系をイメージしたらいいのかな。難易度をストーリー重視にするとテンポよく敵を倒せるが簡単すぎる、アクション重視にするとHP10000の敵にチクチク10ずつダメージを与える感じ。

【ストーリー】つかみは満点です。政治が絡む群像劇。こういうのでいいんだよ。こういうのがいいんだよ。オウガバトル新作が期待できないなか、こういうのを待っていたんだよ。オフ専ユーザーは14の良さを聞いて気になってても、MMO童貞は怖くて結局プレイできなかったんだよ。これでFF12でガッカリした松野信者もちゃんと成仏できるわ。ありがとう、本当にありがとう。スルー予定でしたが、とりあえず製品版購入確定です。久しぶりに楽しみなFFですね。

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